ワードといえばMicrosoft Officeの文書作成ソフトとして有名ですよね。
しかし、Microsoft Officeは有料なので頻繁に使用する人じゃない限り中々購入したいとは思えません。
しかも、Microsoft Officeを購入するのに1~3万円の費用が必要なのですからなおさらです。
できれば、無料でワードを使いたいと思う人もいるのではないかと思います。
もちろん、Microsoft Officeも一部機能を制限された無料版や、30日間限定の試用版等、無料で使えるものも存在していますが、やはりいつでも機能を制限されてないソフトを使いたいですよね。
そこで今回は、ワードと同じような機能のフリーソフトを紹介していきたいと思います。
目次
Libre Office
Libre OfficeはWindowsやMac OS、Linux等複数のオペレーティングシステムで
使えるオフィススイート(複数のソフトを一つにまとめたソフト)です。
Libre Officeは以下のソフトで構成されています。
・Writer(ワープロ)
・Calc(表計算)
・Impress(プレゼンテーション)
・Draw(ドロー)
・Base(データベース管理)
・Math(数式エディタ)
Writerソフトの機能は文章校正、PDFエクスポートとインポート、作成中の文章の自動保存等、
ワードで使える機能とほとんど同じです。
相違点としては、USBフラッシュメモリからインストールなしでソフトを使えたり、
画像の回転が90°までだったり、デジタルペンに対応していない等が上げられます。
また、ワードで作成したドキュメントファイルをLibre Officeで開くとレイアウトが崩れてしまうことがあるので注意したいところです。
使用感については、機能がワードとほとんど同じなだけあって、単純な文章作成をするだけならば
全く違和感なく使用することが出来ます。
しかも、このLibre Officeの派生元はOffice製品の代替ソフトの代表格として有名な、Open Officeなのですからワードの代わりに使えるフリーソフトの中ではトップクラスの機能と互換性があるのは少ししかソフトに詳しくないというユーザーでも十分理解できるのではないかと思います。
Googleドキュメント(Googleドライブ)
早急に文章の作成をしなければならない、簡単な文章を作成するだけなのにわざわざソフトをダウンロードやインストールが手間だと思ってしまうユーザーにはGoogleドキュメント(Googleドライブ)をおすすめします。
GoogleドキュメントはGoogleアカウントさえあれば、
PCでGoogleドキュメントと検索するだけであとは文章の作成に移るだけなのでとても簡単です。
それでいて、使える機能はワードとほとんど変わらない上に無料なんです。
正直Microsoft Officeを買うよりこちらの方が良いんじゃないか?なんて思うユーザーも少なくないはず。
さらにこのGoogleドキュメント、リアルタイムで文章の共同作業やドキュメントファイルの共有が可能なので、
ワードのように一度保存して、メールに添付して送って開いてもらって、またメールに添付して…なんて煩わしい
手間をかける必要がありません。
また、クラウド上にデータが自動保存されるので、せっかく作ったドキュメントファイルを保存し忘れて、もう一回作り直しなんて悪夢を見る心配もありません。
ただ、何度も言いますがワードで出来ることがすべてGoogleドキュメントで出来る訳ではないですし、
UI(ユーザーインターフェース)もワード比べるとシンプルなのでいままでワードを使ってきたユーザーの中には、
違和感を感じるユーザーもいるのではないかと思います。
しかし、それらさえ無視できるのならば、Googleドキュメントは非常におすすめできる文章作成サービスです。
WPS Office (旧Kingsoft Office)
もしあなたがワードのヘビーユーザーで、高い互換性を求めているのなら、
迷わずWPS Officeを使用することをおすすめします。
WPS Officeの構成ソフトは以下のようになっています。
・WPS Writer(ワープロ)
・WPS Spreadsheets(表計算)
・WPS Presentation(プレゼンテーション)
WPS Officeの特徴は何といっても、Microsoft Officeを使っていると錯覚してしまうほどそっくりな、
UIと操作性、Microsoft Officeとの高い互換性が上げられます。
そのこだわりは保存ファイル形式をMicrosoft Officeと同一のものを採用してしまうほどです。
そこまでMicrosoft Officeに近い機能と使用感を有しているのにも関わらず、完全なコピーではなく、
オリジナルの要素として不必要または使用頻度が少ない機能は省略されているので使いやすさは、こちらの方が
勝っていると思うユーザーもいるのではないかと思います。
残念ながらWPS Officeは無料ではないのですが、それでも5,880円(税込み)と、Microsoft Officeと比べると格段に安く購入できます。
Microsoft Officeを購入できる予算がないけどワードを使いたいというユーザーは購入を検討してみてはいかがでしょうか?
Polaris Office
これまでPC用のドキュメント作成ソフトを紹介してきましたが、スマホやタブレットで文章作成、閲覧、編集ができれば便利なのにと思ったことはありませんか?
そんな時は、Polaris Officeを使ってみてはいかがでしょうか?
Polaris OfficeはAndroid端末やiPhone、iPad等でMicrosoft Officeの各種ファイルを閲覧、編集することを目的に
作られているので、Microsoft Officeとの互換性があるのが売りのオフィススイートです。
構成ソフトは以下のようになっています。
・Word(ワープロ)
・Sheet(表計算)
・Slide(プレゼンテーション)
Wordソフトは、Microsoft Officeのワードとほぼ同じ機能なので、使っていて特に不便に感じることはありません。
また、文章はクラウドに保存されるのでどこでも文章の作成、閲覧、編集が可能です。
Google+やFacebookアカウントがあれば簡単に使用できるので一度使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は全部で4つ、ワードの代替となるソフトを紹介してきましたがどれも、ワードに匹敵するほどの機能を持っているのでどれを使っても、完成度の高い文章を作成できるので自分にあっていると思うソフトや状況にあったソフトを使ってみてくださいね。