久しぶりに捻挫しちゃって湿布を貼ろうとしたんですけど、湿布には冷感や温感の2つがあってどっち貼った方が効き目があるのかわかんなかったんで調べてみました。
目次
冷感と温感の違いって何よ?
そもそも冷感と温感の違いって皆さんわかります?
冷感と温感の違いはとってもシンプルで貼った時にどう感じるかの違いです。
冷感はメントールなる成分が入っているので冷たく、温感は温かいというか普通でトウガラシとかに入っているカプサイシンという成分が入っていて患部に刺激を与えるんだそうです。
捻挫したときはどっち?
それでは捻挫したときは一体どっちを貼ればいいのか
捻挫したときは炎症を緩和する効果がある冷感を貼った方がいいです。
…といいたいところですが、最近の研究では逆に温めた方がいいという結果が出ているので一概には言えないそうです。
どのくらい湿布を貼っていればいいの?
およそ3~7日が目安と言われています。
ただし、この期間は湿布が捻挫の痛みを緩和させるのにかかる期間です。
では一体どのくらい湿布を貼っていれば捻挫が完治するかというと、残念ながら湿布を貼っただけでは捻挫の完治は早まりません。
とはいえ湿布を貼ることで痛みを緩和する事はできるのでじっとしていても捻挫の痛みを感じないのならもう湿布をする必要は無いといえますね。
正しい捻挫の応急方法とは?
先ほど湿布を貼っただけじゃ捻挫の直りは早まらないって言いました。
それじゃどうしたらいいのか、正しい捻挫の応急処置とは何なのか説明していきます。
あなたは「RICE処置」という言葉を聞いたことはありませんか?
最近では保健体育の授業で習うのですが、怪我をした際の応急処置の基本をまとめたものがこの「RICE処置」になります。
ちなみにR.I.C.Eとは
- Rest(安静)
- Ice(冷却する)
- Compression(圧迫.固定する)
- Elevation(挙上する)
の頭文字をとったものです。
捻挫にはこの内の「Ice」つまり冷却することがとても効果的なんです。
冷却をすることで内出血や炎症を最小限に抑えることができます。
方法としてはキンキンに冷えた氷水を入れたバケツの中に捻挫した部分を入れたり、袋に氷をたくさん入れて捻挫した部分に当ててもいいです。
いずれにしても15分間程度冷やせばOKです。
「冷やすのが効果的?それならやっぱり冷感湿布を貼ってればいいんじゃないの?」
そう思うかもしれませんが全然そうではないんです。
冷感湿布には「メントール」という成分が入っており、これが湿布を貼ったときにスーッと冷やしてくれる正体という事は最初に説明しました。
しかしこのメントールの冷却効果だけでは完全に捻挫した患部を冷やしきれないのです。
なので結局完治するまでの期間は患部を冷却していない場合と同じになる=湿布を貼っただけじゃ捻挫の直りは早まらないっていうことになるのです。
ここまで捻挫は冷却することが効果的であると説明してきましたがもちろん冷やすだけではダメです。
捻挫の悪化を防ぐために「Rest(安静)」にするように心掛ける必要がありますし、患部周辺を「Compression(圧迫.固定する)」することで炎症や内出血を抑えられます。
また「Elevation(挙上する)」を意識することで捻挫の直りが早くなります。